少し間が空きましたがこのシリーズの最後になります、社交的なイメージの社会的(Social)タイプをお話ししたいと思います。こちらは企業でいうと営業の人が比較的多いです。
社会的(Social)タイプの特徴
非支配的であり、非形式的なタイプである社会的(Social)タイプは以下の特徴があります。
- 人間中心
- 友好的で人付き合いが良い
- 人物に興味があり他人を考慮する
- 口が上手く説得力がある
- コンセンサスを得ることが上手い
- チーム・ワーク構築に強み
- 期限厳守に弱い
社会的(Social)タイプ仕事をする時の注意点
これらの特徴からこのタイプの人と仕事をするときは以下に配慮する必要があります。
- 相手の意見に傾聴する
- 相手を見下ろした態度や口先だけの話し方は厳禁(直ぐに見抜かれる)
- 全般的な課題の議論により時間を掛ける
- 形式張った対応をしない
- 狙った最終成果を見失わない様に注意
- 相手の強みを活用 (社内政治, 権限委譲, 社内ネットワーク構築)
- 相手の弱みを補完してあげる (フォローアップや期日厳守)
- フォローアップはできるだけ書面で行う
- ‘No’ とはっきり言わず、決定を先延ばす事があるので注意.
このタイプはかなり社交的なので、話は聞いてくれるけど進捗が悪いことがよくあります。特に仕事の納期への意識は低いので、しっかりとフォローしてあげることが重要です。また相手と一緒に仕事をしているという意識が強いので、しっかり話を聞いてフレンドリーに時間をかけて対応する(話し相手になる)のが理想です。
ただ社交的で話好きなので、脈がないのに会ってくれるという事も多々ありますので、ビジネス上ではそのあたりの見極めは必要になってきます。ちなみに私はこのタイプでよく納期に追われています。
普段あまり会わないタイプの人も相手の性格や特徴を少し意識して接するだけで対応しやすくなるので今後意識していただければと思います。
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