お店に来てもらうための仕掛け作りの話②


先日25年ぶりに広島東洋カープがセ・リーグ優勝を決めました。快進撃はとまりませんでした。

 

広島東洋カープといえば、マツダスタジアムが本拠地ですが、ここでは色々なお客さんを呼びこむ仕掛けがあります。その一つが、「寝ソベリア」です。「寝ソベリア」は、寝転んで観戦ができるシートで、カップルやファミリー客から人気を得ています。昨シーズンは全試合で満席だったようです。今年は、カープブームでヤフオクでもチケットが高額で売買されています。

http://www.carp.co.jp/ticket/zaseki/sl.shtml

 

靴を脱いでごろごろできたり、寝転がりながら食事を楽しんだりとマナー違反ともいわれることが許される飲食店や施設が最近人気を集めています。お客さんは、自宅でも味わえないようなリラックス感や開放感を楽しんでいるようです。

 

飲食店では、chano-ma(チャノマ)というお店があります。ここでは、「小上がり席」として、靴を脱いで利用できるベッド状の席が用意されています。壁際に並べられたクッションにもたれてゆったりと過ごすことができます。待ち時間が発生するほどの人気ぶりです。

 

大阪心斎橋にあるカフェ、リバルティでは、ハンモックが吊るされています。もともとは普通のカフェで、天井が高く、お客さんが少ない時はさみしい雰囲気だったようですが、高い空中のスペースもこれならいかせるとハンモックを吊るしたところ、人気となりました。

 

リラックスしたらそのまま眠りたくもなります。「泊まれる本屋」をコンセプトにしたBOOK AND BED TOKYOというお店が昨年オープンしました。

 

“読書をしてたら(マンガでも良いですよ)

いつの間にか夜中2時になってて、

もうあとちょっとだけって

まぶたが重くてたまんない中も読み続けてたら、

いつの間にか寝てしまった。

そんな、誰もが一度は経験した事があるであろう

最高に幸せな「寝る瞬間」の体験です。”

 

ホームページからの引用です。こんな体験みんなありそうですね。

 

前回のコラムでは、トイレを起点とした集客の仕掛けについて書きましたが、今回のように「くつろぎ」「開放感」「リラックス」といったコンセプトが人気なのがわかります。また、家では行儀悪くできないけれど、ここのお店ならそれが許されるといった背徳感みたいなものも感じられて、受け入れられているのではないでしょうか。こういった仕掛けはいくらでも考えられそうです。

コメントをする

メールアドレスが公開されることはありません。

9 − two =