社員のモチベーションを上げたい時に読む話③


前回は社員のモチベーションを上げる取り組みの1つとして、社員面談をとりあげました。その目的は社員特性を知ることでした。従業員の性格や仕事への取り組み方などを把握し、その人に合った仕事を与えることで仕事に対する意欲は変わっていきます。

 

今回は、「褒める」についてです。

 

普段の会話で従業員を褒めていますか? できていないことに対して注意し、できたことに対してはできて当たり前のような態度で従業員と接していませんか?

 

素直に言葉に出して褒めることで、社員のモチベーションは向上します。褒められて嫌な気分になる人はいません。誰でも褒められれば嬉しくなり、仕事への意欲も向上します。

 

しかし、いざ「褒める」といっても、何を言えばいいのかわかりません。今まで褒めることをしたことがない人にとっては、照れくさいといった感情もあるでしょう。特に日本人は褒めるのが苦手だと言われています。

 

褒めるポイントは、「have」「do」「be」の3つの視点に分けることができます。

 

「have」はその人の持っているものを表します。「その服似合っているね」「髪型変えたの?似合っているね」など持っているもの、主に容姿を褒めます。その人の趣味や経験といった点も褒めるポイントです。

 

「do」はその人のできたことを表します。「プレゼン、うまく出来たね」「頼んだ資料、期待以上の出来だ」など、その人ができたことを褒めます。

 

「have」と「do」は比較的褒めやすいポイントです。容姿であったり、仕事の結果であったり、目に見えるものなので、褒めやすいのです。頑張っていると思うけど、結果が思わしくないといった従業員に対しての褒めは難しいかもしれません。そこで「be」のポイントです。

 

「be」はその人の存在や人間性を表します。「仕事熱心だね」「頑張っているね」「明るくて、職場の雰囲気がよくなるよ」など、その人がしていることや存在していることでよくなっていることを言葉にします。

 

このようにただ「褒める」にも色々あります。心からの褒め言葉は社員をやる気にさせ、最高の仕事を引き出します。褒めることを苦手とする経営者や管理職の人は多いと思います。「褒める」を習慣化できる仕組みづくりをコープラスでお手伝いいたします。是非お問い合わせください。

コメントをする

メールアドレスが公開されることはありません。

15 − seven =