今回は前回まででお話ししてきたタイプのうち企業の部長よくいるタイプでちょっと怖いイメージの指導的(Direct)タイプをお話ししたいと思います。
支配的であり、形式的なタイプである指導的(Direct)タイプは以下の特徴があります。
- 結果中心
- 明確な方向性を示す
- 成果を出す事を好む
- 論理的かつ組織的
- コスト意識が高い
- 真面目で仕事優先
- 事実に基づく議論又は弱いものいじめ
- 地位や認知を好む
- 時間の浪費を嫌う
- 指示好き – 管理
これらの特徴からこのタイプの人と仕事をするときは以下に配慮する必要があります。
- 相手の時間を無駄にさせない、直ぐに本題に入る
- 念入りに準備する
- アジェンダを最初に、プレゼンテーションは論理的に
- 定量的なベネフィット、バリューに焦点を当てる
- 相手に意思決定させる
- 相手の強みに合わせる (成果に焦点、組織的な部分も)
- 相手の権威や地位を尊重する
私は、自社の上層部の人間へプレゼンや打合せなどするはこれらを意識してやっています。
もちろん 苦手 だからです。
時間、念入りさ、定量的な効果、相手への意思決定など。その人はやはり自分で決めたことをやらせたいので、選択肢を持たせてあえて選ばせます。
会社での地位が上がればこのタイプになっていく傾向があるため(特に業務上で)社長や部長クラスの人はこの対応が効果的です。
苦手なタイプの人も相手の性格や特徴を少し意識して接するだけで対応しやすくなるので今後意識していただければと思います。
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